この記事では、スイーツコンシェルジュの試験に合格した後、日本スイーツ協会に入会しなくても良いのかどうかについて解説します。
結論から言うと、日本スイーツ協会への入会は任意です。
ただし、日本スイーツ協会への入会には、メリット・デメリットがありますので、本記事ではそれらについてより詳しく解説をしていきます。
日本スイーツ協会へ入会することのメリット・デメリットについてさらに詳しく知りたい人はこちら記事をご覧ください。
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スイーツコンシェルジュ:日本スイーツ協会へ入会することで付与される資格
スイーツコンシェルジュは、一般社団法人日本スイーツ協会が主催する「スイーツコンシェルジュ検定」合格後、協会への入会により付与される資格の呼称です。
すなわち、
「試験に合格する=スイーツコンシェルジュを名乗れる」ではない
ということです。
スイーツコンシェルジュという資格を名乗りたければ、日本スイーツ協会へ入会し会員となることが必須です。
しかし、日本スイーツ協会への入会は任意のため、試験に合格しても協会に入会しないという選択を取ることができます。
(ちなみに…入会を希望しない人には、後日「合格証(賞状)」のみが送付されます。)
日本スイーツ協会に入会するメリットとデメリット


スイーツコンシェルジュ試験に合格した後、日本スイーツ協会に入会するかどうかは大きな分かれ道。
入会すると得られるメリットは多いですが、その一方でデメリットも存在します。
メリット | デメリット |
---|---|
スイーツコンシェルジュの資格を使用可 会報誌の取得 会員向け各種セミナー・講座に参加 スイーツコンシェルジュ限定の交流会に参加 スイーツライターとしてメディアで執筆 コンシェルジュ限定の交流会に参加 商品開発モニターやコンテスト審査員などへの参加 会員限定サイトにて記事投稿が可能 | 入会費に加え、毎年の年会費が発生 イベントは首都圏での開催が中心 |
ここでは、入会によって広がる可能性と、注意すべき負担の両面を具体的に解説します。

自分にとって入会が必要かどうか、よく考えてみてください!
日本スイーツ協会に入会するメリット①:資格を名乗れる
「日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュの、〇〇です」
このように自分の肩書として使用していきたい場合には、日本スイーツ協会への入会が必要です。
そのため、仕事としてスイーツコンシェルジュの資格を使用していきたい場合には、日本スイーツ協会への入会は必須です。
日本スイーツ協会に入会するメリット②:協会主催のイベントに参加できる
日本スイーツ協会に入会すると、協会が主催する限定イベントや講座に参加できるようになります。
たとえば、著名なパティシエによる特別講習や、新作スイーツの試食会、トレンドを学べるセミナー…
こうした機会・体験は、独学では絶対に得られない貴重な学びの場です。
日本スイーツ協会に入会するメリット③:業界内での人脈が作れる
また、日本スイーツ協会に入会することで、同じ資格を持つ仲間や業界関係者と出会える機会が増えます。
筆者KOMIKOは洋菓子店勤務経験がありますが、この世界では人脈が非常に大切です。
「誰とつながれるか」は、仕事の幅や内容に大きく影響します。
「スイーツに関わる仕事がしたい!」と考える人にとって、業界で「人脈を作ることができる」のは、大きな魅力の1つです。
広報誌への掲載という形でお店をたくさんの人に知ってもらえる機会もあるようです。
日本スイーツ協会に入会するデメリット:会員費用の負担
一方で、入会に伴う費用は大きなデメリットです。
項目 | 費用 |
---|---|
初年度会費 | 15,000 円 ※初年度は初回登録料5,000 円+年会費10,000 円。 次年度以降は年会費10,000 円のみ。 |
会員有効期間 | ご入金日の翌月1 日から1 年間 |
入会特典 | 合格証・会員証・ピンバッジは、入金確認後、合格日の翌々月末日に発送(会報誌は不定期) |
日本スイーツ協会では、入会費に加えて、資格更新には毎年年会費が発生します。
この費用負担をデメリットと感じる人が多いようです。
スイーツコンシェルジュ試験に合格しても協会に入会しない理由3選


スイーツコンシェルジュの資格を取得した後、「日本スイーツ協会に入会するかどうか」で迷う人は少なくありません。
実際に「試験に合格はしたが、協会には入会しない」という選択をする人もいます。
その背景には以下3つの理由があります。
- 会員費用の負担が大きい
- 資格を名乗れなくても十分活用できる
- 協会に入会するメリットを感じない
日本スイーツ協会に入会しないと判断する人によくある理由を詳しく解説します!
協会に入会しない理由①:会員費用の負担が大きい
もっとも多い理由は「費用の負担」です。
日本スイーツ協会に入会すると、初年度の会費に加え、毎年の年会費がかかります。
資格を保持している期間中は継続して費用がかかるので、長期的に見ると出費の負担が大きく感じることも…。
趣味の延長で資格を取った方は「合格した事実があれば十分!」と、日本スイーツ協会への入会をパスするパターンが多いようです。
協会に入会しない理由②:仕事や趣味で十分に活用できる
試験に合格するまでに学習したことで得られた知識やスキルは、日本スイーツ協会へ入会しなくても、そのまま日常や仕事に活かせます。
たとえば、カフェを経営している人なら、スイーツコンシェルジュの学習で得た知識をメニュー開発や接客トークに役立てることができる、趣味でスイーツ巡りをしている人ならSNS投稿やブログ執筆にすぐ使える、といった感じです。
「入会しなくても実用性が高い」ので、協会への入会をパスしがちになるのです。
協会に入会しない理由③:日本スイーツ協会に入会するメリットを感じない
日本スイーツ協会に入会するとイベントやセミナー、スイーツコンシェルジュ同市での交流の機会が得られます。
しかし、それらは必ずしも全員にとって必要とは限りません。
「地方在住でイベントに参加できない」
「他のスイーツコンシェルジュと関わりを持つことを重要視していない」
という人もいるでしょう。
そのような人にとっては、日本スイーツ協会に所属するメリットが少なく映ることもあるのです。
日本スイーツ協会に入会した方がいい人:スイーツを仕事にしたい人


趣味や自己啓発目的であれば、日本スイーツ協会に入会せずとも、スイーツコンシェルジュを十分に活用できます。
会費や更新の負担を避けられるという点はありがたいですよね。
一方で、「スイーツ業界で仕事を得たい」「キャリアアップしたい」と考える人にとって、日本スイーツ協会に入会することで得られるメリットは大きいです。
交流会やセミナー等へ参加できる協会員のメリットを活用することで、ビジネスチャンスを効率的に広げることができますよ!
まとめ:資格取得のその後を思い描こう!


スイーツコンシェルジュ試験に合格することは、協会への入会の有無に関わらず「スイーツの専門知識を持つ証明」として活用できます。
資格をどう活かしたいかを考え、日本スイーツ協会への入会を検討してみてくださいね!
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