泡立て器は電動・手動どっちがいい?子どもと使えるおすすめモデルを紹介

お菓子作りや料理をもっとラクに、もっと楽しく子どもと楽しみたい!
そう思って「泡だて器 おすすめ」で検索したものの、

電動と手動、結局どっちが使いやすいの?

子どもでも使える泡立て器はどれ?

と悩んでいませんか?

こんにちは!
英語科教員&製菓衛生師(見習い)のKOMIKOです。

使う目的やシーンによって、おすすめの泡だて器は異なってきます。
電動だから良い!というわけではなく、電動が便利な場面もあれば、手動のほうがサッと使えて便利なことも。
本記事では、親子でお菓子を作りたい人に向けて電動と手動の違いや選び方のポイントをわかりやすく解説しながら、目的別におすすめの泡だて器をご紹介します!

「買ってよかった」と思える1本に出会えるよう、ぜひチェックしてみてくださいね。

【この記事はこんな人におススメ!】
・泡だて器を買うか悩んでいる人
・電動の泡だて器と手動の泡だて器の違いを知りたい人
・子どもと一緒にお菓子作りを楽しみたい人

この記事を書いた人

KOMIKO

東北出身北陸地方在住
3児の母かつ製菓学生
約10年間公立中学校英語教員として勤務
TOEIC860 点

現在はケーキ屋さんで働きながら教育・グルメライターとして活動中
好きな食べものは生クリーム

お菓子作りは“学びの時間”

親子でのお菓子作りは、単なる家事や遊びを超えて、子どもにとっては貴重な「学びの場」
材料の計量や混ぜる動作を通して、数や順序、変化といった概念に自然と楽しく触れることができます。
中でも泡立て器を使う工程は、子どもの五感を刺激し集中力や観察力を育む絶好の機会!

泡立て器を使ったお菓子作りを通して、「やってみたい!」という気持ちを育て、成功体験や達成感、自己肯定感を高めてあげてください。

お子さんと泡立て器を使った料理を楽しむときに重要なのが、年齢や力の強さに合った泡立て器を選ぶこと。
無理のない道具選びは、安全に楽しめるだけでなく、「自分でできた!」という実感を得る手助けにもなります。

泡立て器の種類:手動タイプと電動タイプ

一口に泡立て器といっても、その種類は様々。
泡立て器は、手や腕の力で泡立てる「手動タイプ」(ホイッパー)と、電気を使う「電動タイプ」(ハンドミキサー)との2つに分けられます。

手動泡立て器(ホイッパー)|自分の手でまぜることで得られる達成感

手動の泡立て器は、シンプルな構造で扱いやすく、子どもでも安心して使えるのが魅力です。
特に小さな子どもにとっては、手を使って混ぜることで、作業の意味や食材の変化をリアルに体験できるというメリットも。
また音が静かで、使う場面を選ばないのも安心材料といえるでしょう。
一方でやはり作業時間はかかってしまうので、メレンゲなど泡立てに時間がかかるものにはやや不向きと言えます。

電動泡立て器(ハンドミキサー)|効率的で楽しく、時短にも

電動のハンドミキサーは泡立てのスピードが速く、クリームや卵白なども簡単にしっかりと泡立てることができます。短時間で泡立てができるため、泡立てに時間がかかるものを作る際には、途中で子どもが飽きずに作業を終えることができるというメリットがあります。
ただし未就学児が使用する場合は、音やパワーに驚いてしまったり、指を挟んでケガをする恐れがあるため、大人が手を取って共に作業することが必要です。

子どもと使う泡立て器:購入前に確認するべき3つのポイント

安全性の高い素材・設計

刃やワイヤー部分の作りがしっかりしていて、怪我のリスクが少ないかどうかは必ず確認しましょう。
特に電動タイプは過熱防止機能や誤作動防止スイッチの有無など、安全機能の充実度も大切です。

片付けやすいデザイン

使い終わった後の片付けも、お菓子作りの一環です。
パーツが少なく、簡単に洗える構造であれば、子どもにも「片付けまでが調理」という意識を育てることができます。

“自分でできた”を引き出す操作性

ボタンの位置や重さ、動作のシンプルさなど、子どもが使いやすいと感じるポイントを意識して選ぶと、器具操作の段階でつまづき「やりたくない…」となってしまう心配がぐっと減らせます。

「やってみたい」が「できた」に変わる体験ができるかどうかは、器具選びにかかっています!

手動泡立て器(ホイッパー)の選び方

本記事では手動泡だて器について解説していきます。

電動泡立て器(ハンドミキサー)について知りたい方はこちらをどうぞ。


手動タイプの泡立て器を選ぶ際には、以下の点に気を付けて選ぶようにしましょう。

素材

電動の泡立て器の攪拌羽根部分はステンレス製であることがほとんどですが、手動の泡立て器の場合、様々な素材でできたものが販売されています。ここでは、代表的な素材である、「ステンレス」「シリコン」「プラスチック」の泡立て器について解説します。

ステンレス製

ステンレス製の泡立て器のメリットは丈夫で耐久性に優れている点です。
生クリームやメレンゲにはもちろん、バターをたっぷりと使用したクッキー生地など、硬い素材のものにも、羽根が負けず使えます。
耐熱性に優れ、火にかけた鍋に使用できるのもメリット!
硬い素材のため、鍋やボウルを傷つけないように注意が必要です。

プラスチック製

プラスチック製の泡立て器は、何といってもそのお手頃な価格が魅力です。
色やデザインもバリエーションが豊富なので、見た目の可愛さでやる気がアップするかも♪
柔らかいのでボウルや鍋を傷つけにくく、軽くて扱いやすいのもメリットです。
一方でしなりが強いものはバターなど硬い食材を混ぜにくい場合もあるので、使用場面に応じた使い分けが必要です。
また耐熱性能はあまり高くないので火にかけた鍋での直接使用などはオススメできません。

シリコン製

シリコン製の泡立て器は、プラスチック同様柔らかくボウルや鍋を傷つけにくい点が特徴です。
耐熱性もあるので、火にかけた鍋で使うこともでき、使用用途が幅広いといえます。
攪拌の際に音が出にくい、柔らかいので持ちやすい、といったメリットがあるので、子どもと一緒にお菓子づくりをする場合にはシリコン製がオススメです。

ワイヤーの本数・太さ

泡立て器のワイヤーは数が8本・太さは1.3mmが平均的ですが、ワイヤーの本数が多く重なりあっているほど泡立てやすく短時間で作業ができます。

集中力が続かない子どもとお菓子作りをする際には、短時間で作業ができるというのは大切です!

どういうことかというと…
↓この写真↓の泡だて器はワイヤーの本数が16本。     一方で↓この写真↓の泡立て器はワイヤー本数が6本。

ワイヤー本数が多い左側の泡だて器の方が同じものを泡立てたときに短時間で作業ができます。
(洗うのが大変というデメリットもありますが…)

一方でワイヤーの太さが太いほど、バター生地など硬い生地の練り上げがしやすいというメリットがあります。

・きめ細かく泡立たせたい場合は、ワイヤーの太さが1.2mm以下で細く、本数が10本以上のもの
混ぜるために使いたい場合には、ワイヤーの太さが1.3mm以上で頑丈なもの 

長さ・重さ

一般的に女性が使う際に使いやすいサイズが「長さ25㎝以内・重さ100g以内」とされています。
したがって子どもと使う場合には、この長さ・重さの基準値以下のものが向いているといるでしょう。

洗いやすさ

こどもとのお菓子作り、できることなら洗い物は楽したい!がママの本音ですよね(笑)
シリコン製の泡立て器なら、食洗機対応のものも多く販売されていますよ。

洗い物ラクラクでお菓子作りのハードルが下がること間違いなし!

子どもと使える手動泡だて器(ホイッパー)のおすすめは?

未就学児であれば、まずは手動で感覚を楽しむことから始めてみましょう。
小学生以上なら軽量で操作が簡単な電動モデルに挑戦してみることもオススメ!

大切なのは、年齢に合った“ちょっと頑張ればできる”レベルの器具を選び、子どもが楽しく関われるようにすることです。

oxoシリコンホイッパー

持ち手の根本がくぼみ、細くなっているので子どもの小さな手でもしっかり握れるサイズ感が最大のおすすめポイント!84gと重すぎず子どもが使用するのにぴったりです。
シリコン製なので、「テフロン加工された鍋で加熱しながら混ぜたい」というとき、鍋を傷つけず使える点も◎

寿菓工精器シルバー泡立 # 7

プロのパティシェさんたちも愛用する寿菓工精器のステンレス泡立て器は、なんといってもその耐久性が魅力!
子どもが多少手荒に扱ったところでまったく気になりません。
大きさが7号(全長21㎝)~30号(全長90㎝!)まで展開されていますが、子どもと使うなら7号(全長21㎝)が持ちやすく軽量でおすすめです。

よくある質問|子どもの「やってみたい!」をサポートするために

泡だて器は何歳から使える?

手動タイプの泡立て器であれば、「お座りをして」「物をつかむ」ことができるようになる2歳前後から一緒に使い始めることができます。もちろん、最初は親の補助が必要ですが、「まぜる」というシンプルな動作は、低い年齢の子から楽しむことができますよ。

キッチンの汚れが心配…

最初は広めのボウルを使って、材料が飛び散りにくい環境を整えましょう。
エプロンやテーブルマットなども活用すると、後片付けのストレスが減りますよ。
家での後片付けが億劫なら、お菓子教室に通うのも手ですよ!

教室はどんなに汚れても大丈夫!
汚れを気にせず子どもの挑戦心を支えてあげることができます。

使いやすい泡だて器で親子のお菓子作りTIMEを楽しもう!

お菓子作りは子どもの感性や知性を育てる学びの場。
親子で一緒に楽しみながら、生活の中に豊かな学びを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

・東北出身北陸在住
・3人の子どものママ
・大学在学中にカリフォルニア州へ留学
・都内大学卒業後、小中学校英語科教員として勤務
・おうちパンマスター、米粉パンマスター取得
・米粉パンやお菓子の知識をもっと深めたい!と、
2024年~製菓衛生士取得を目指し、通信制製菓学校へ通学中

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