
学校の宿題をダラダラやってて…とにかく時間がかかる!



集中して学習するために何をするべき?
こんなお悩みを抱えていませんか?



こんにちは!
英語科教員&製菓衛生師のKOMIKOです。
子どもの集中力が続く時間は?


これまでも話してきたとおり、子どもが一つの感覚に集中できる時間は長くはありません。
集中力に関してはこちらもどうぞ↓


学習における「集中力」を保つ工夫とは?


学習は「集中している」ことで理解度がぐん!と上がります。
1字ずつ意味を確認しながら書き取りをした漢字と、テレビを見ながら書き写した漢字。
その後漢字テストをしたときどちらのやり方が高得点か…言わなくても分かりますよね。
勉強は「量」より、「質」!
集中して取り組むことで質の高い学習になります。
ここでは集中力を切らさず学習を進める工夫として以下の3つをご紹介します。
工夫①:「集中力の波を乗り継ぐ勉強法」を実践


子どもの集中力が持続する時間は本当に短いです。
そのため、【学校の授業45分間はサーフィンのように「集中力の波」を乗り継いで行う構成】になっています。
小学校の授業が45分のため小学生は45分間集中できると誤解されやすいですが、小学校の授業は短時間の活動を複数組み合わせて構成しているのです。



1つの活動への集中力が途切れる前に、新しい活動に移ることで集中力をキープ!
例えば…
●お話を聞く時間
●実際に手を動かして書いてみる時間
●ペアワークで発話する時間
●グループワークで自分の意見を言う時間
といった感じです。
「30分間ずっと漢字の書き取りをさせ続ける」
小学生相手に、そう思うこと自体が無謀です(笑)
集中力、どんな子どもでも絶対途切れます…
(一見集中しているように見えても、頭に入る絶対量が確実に落ちます)
集中力を保って勉強できるおすすめは「朝5分ドリル」
集中力が続かないタイプの子におすすめなのが、5~10分単位で教科や学習内容を切り替え【集中力の波を乗り継いでいく】学習スタイル。
「朝5分ドリル」は1枚5分の設計で、集中力がキープしやすくおすすめ!




親が「1枚できたね!」と、褒めやすいのもポイント!
子どもにとって、親の「よく頑張ったね」という一言は大きなエネルギー源です。
「褒められたい」という原動力が、集中力という大きな成果へとつながっていきます。



1枚やってまだできそうなら教科を変えて2枚目にチャレンジ
工夫②:学習環境の整備


ささいなことかもしれませんが、以下のようなことが意外と子どもの集中力をそいでいることがあります。
「リビング学習」が浸透して長くたちますが、「大人が学習環境をコントロールすることができる」という点においても、リビング学習はオススメです!



机回りは「何もない状態」で学習に向かうのがおすすめ!


工夫③:達成感


集中力を保つこととモチベーションの維持は相関関係!



たとえ小さなことでも、努力の結果が目に見える形で評価されると、学習への意欲=集中につながります!
ポケモン好きならこれ!「ポケモンずかんドリル」
ポケモン好きな我が子も使ってます!
1枚プリントを仕上げるごとにポケモンをつかまえることができるんです。


子どもは、「できた」という体験を通して自信をつけていきます。
大人でもそうですが、人間というのは「できること」を「もっとやりたい」と思う生き物。
特に子どもの場合は、
これらを意識した学習を取り入れるだけで、集中力がぐっと増して取り組めます。
子どもの集中力は伸ばせる!
子どもの集中力は、生まれ持った才能ではなく経験値です。
保護者の働きかけによって身につけさせることが可能です!



家庭でできる小さな工夫を積み重ねながら、子どもの力を伸ばしていきましょう!




KOMIKO
東北出身3児の母
約10年間公立中学校英語教員として勤務→製菓衛生師
TOEIC860 点
好きな食べものは生クリーム
最近タルトにハマり中
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