
もっと本格的にお菓子作りがしたい!



パティシエが使う道具を知りたい
こんなお悩みを抱えていませんか?



こんにちは!
英語科教員&製菓衛生師のKOMIKOです。
趣味で始めたお菓子作りがだんだんとレベルアップ…
「もっと上手に作りたい!道具にこだわりたい!」と思った方、私と同じです(笑)
↓↓↓これらのお悩みをお抱えの人はぜひ参考にしてみてください↓↓↓
- パティシエが使う泡立て器を知りたい
- パティシエが使う泡立て器の購入先を知りたい
- パティシエがおすすめする泡立て器を使いたい
本記事では、製菓学校に通学しケーキ屋さんで勤務経験のあるKOMIKOが「パティシエに聞いた!おすすめ泡立て器」をご紹介します!
- パティシエが現場で使う泡立て器は寿菓工精器シルバー泡立
- 泡立て器の大きさも重要!家庭で女性が使うなら#9がおすすめ
- 泡立て器はボウルとの相性が大事!泡立て器の素材はボウルの素材で決まる!


これらについてさらに詳しく説明していきます!
泡立て器(ホイッパー)を選ぶ3つのポイント
本記事では手動の泡立て器について解説していきます。
電動泡立て器(ハンドミキサー)について知りたい方はこちらをどうぞ↓


手動タイプの泡立て器を選ぶ際のポイントは以下の3つです!
①素材
②ワイヤーの本数・太さ
③長さ、重さ
④洗いやすさ



1つずつ解説していきます!
ポイント①:素材
電動の泡立て器の攪拌羽根部分はステンレス製であることがほとんどです。
しかし手動の泡立て器の場合、様々な素材でできたものが販売されています。
ここでは、代表的な素材である、「ステンレス」「シリコン」「プラスチック」の泡立て器について解説します。
ステンレス製


ステンレス製の泡立て器のメリットは丈夫で耐久性に優れている点です。
生クリームやメレンゲにはもちろん、バターをたっぷりと使用したクッキー生地など、硬い素材のものにも、羽根が負けず使えます。
耐熱性に優れ、火にかけた鍋に使用できるのもメリット!
硬い素材のため、鍋やボウルを傷つけないように注意が必要です。
プラスチック製


プラスチック製の泡立て器は、何といってもそのお手頃な価格が魅力です。
色やデザインもバリエーションが豊富なので、見た目の可愛さでやる気がアップするかも♪
柔らかいのでボウルや鍋を傷つけにくく、軽くて扱いやすいのもメリットです。
一方でしなりが強いものはバターなど硬い食材を混ぜにくい場合もあるので、使用場面に応じた使い分けが必要です。
また耐熱性能はあまり高くないので火にかけた鍋での直接使用などはオススメできません。
シリコン製


シリコン製の泡立て器は、プラスチック同様柔らかくボウルや鍋を傷つけにくい点が特徴です。
耐熱性もあるので、火にかけた鍋で使うこともでき、使用用途が幅広いといえます。
攪拌の際に音が出にくい、柔らかいので持ちやすい、といったメリットがあるので、子どもと一緒にお菓子づくりをする場合にはシリコン製がオススメです。
ポイント②:ワイヤーの本数・太さ
泡立て器のワイヤーは数が8本・太さは1.3mmが平均的です。
ワイヤーの本数が多く重なりあっているほど泡立てやすく短時間で作業ができます。
どういうことかというと…
↓この写真↓の泡だて器はワイヤーの本数が16本。 一方で↓この写真↓の泡立て器はワイヤー本数が6本。




ワイヤー本数が多い左側の泡だて器の方が同じものを泡立てたときに短時間で作業ができます。
(洗うのが大変というデメリットもありますが…)
一方でワイヤーの太さが太いほど、バター生地など硬い生地の練り上げがしやすいというメリットがあります。
ポイント③:長さ・重さ
一般的に女性が使う際に使いやすいサイズが「長さ25㎝前後・重さ100g以内」とされています。
ただし、大量の生地を混ぜたいなど、お菓子作りのレベルが上がってきた人には必ずしもこの基準があてはまるとは言えません。
ポイント④:洗いやすさ
洗い物がラクラクだとお菓子作りのハードルはぐんと下がります。
シリコン製の泡立て器なら、食洗機対応のものが多く販売されていますよ。
パティシエおすすめ!泡立て器
では、実際にパティシエさんに聞いたおすすめ泡立て器をご紹介します。
現場で使われているのは、寿菓工精器シルバー泡立
ボウルとの相性を問わず汎用性が高いのは、oxoシリコンホイッパー
1つずつ解説します!
寿菓工精器シルバー泡立


プロのパティシェさんたちも愛用する寿菓工精器のステンレス泡立て器は、なんといってもその耐久性が魅力!
熱にも強く、何でも使えます。
大きさが7号(全長21㎝)~30号(全長90㎝!)まで幅広く展開されているのもプロに愛される理由の1つです。
oxoシリコンホイッパー


持ち手の根本がくぼみ、細くなっているので女性の手でもしっかり握れるサイズ感が最大のおすすめポイント!
84gと重すぎず子どもが使用するのにぴったりです。
シリコン製なので、「テフロン加工された鍋で加熱しながら混ぜたい」というとき、鍋を傷つけず使える点も◎



テフロン鍋でステンレス泡立て器を使い、鍋の底を削ってしまったことあります…
泡立て器の大きさ、どれがいい?
ご紹介した寿菓工精器シルバー泡立は、7号(全長21㎝)~30号(全長90㎝)と多様なサイズ展開があります。
そのため、どのサイズを選んだらよいのか、迷ってしまう人も多いはず。



女性が家庭で使うならおすすめのサイズは#9
1つの指標として、「ボウルの直径に対して、泡立て器の全長は1.3倍~1.5倍」というものがあります。
直径21㎝のボウルなら泡立て器の全長は27㎝前後が良い、という感じです。
家庭で使うボールは直径20㎝~30㎝がほとんど。全長27㎝の9号泡立て器がおすすめです!


OXOのシリコン泡立て器も全長29㎝なので、ほぼ9号サイズと同じ感覚で使えると思います。


泡立て器選びは使うボウルの素材も考えて!
泡立て器の素材は、共に使うボウルや鍋の素材と合わせて考えることがとても大切です。
例えば…
ステンレス泡立て器×テフロン加工鍋は相性最悪です。
カスタードクリームを焚いていて黒い点々が浮いてきたことがあるのですが、鍋のテフロンがはがれて混ざっていたよう…
最悪の場合、せっかく作ったお菓子が食べられなくなってしまうかもしれません。
OKな組み合わせはこちら↓
・ステンレス×ステンレス
・シリコン×プラスチック
・シリコン×テフロン加工
あなたにぴったりの泡立て器を♪
本記事では、パティシエがおすすめする泡立て器をご紹介しました。
ぜひお菓子作りにお役立てくださいね♪


KOMIKO
東北出身3児の母
約10年間公立中学校英語教員として勤務→製菓衛生師
TOEIC860 点
好きな食べものは生クリーム
最近タルトにハマり中




コメント